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- フィリピンでの青年海外協力隊活動記録(2015-2017) -

uniquease(ユニカセ)中村さんとの出会い

今日は、研修が終わったあと、

ドミトリーから歩いて15分程度?の

uniquease(ユニカセ)という日本食料理屋さんへ

隊員161B全員でご飯を食べに行った。

 

代表の中村さんは、

とーーーっても魅力的な方。

 

突然の訪問にもかかわらず、

現在の活動のお話や、これまでのご経験について

お話をしてくださった。

 

www.uniquease.net

 

マニラの学歴社会で、

奨学金や教育支援を続けてきた子どもたちの働く場がないならば、

自分でつくろう!と、起業をされたとのことで、

マニラの子どもたちへのビジネス英語や接客指導を

カリキュラムをご自身で設定し、実施して、

恵まれない環境で育った子ども達に働く場を提供しているとのこと。

 

 

フィリピン人に対する信用と信頼のお話。

「任地にいるだけで良い」と言われたひとは、

思いついたことをたくさん提案していくことが成功の秘訣というお話。

日本社会の子どもたちを取り巻く問題に対しても、目を向けられている姿。

 

これまでご自身も辛いご経験をされているにもかかわらず、

それを感じさせない、強さとやさしさが溢れた方だった。

 

大学時代は、NGOの活動に高い関心があって、

多くのNGO職員の方にお話を伺う機会を持つことができたけれど、

どの方も、目を輝かせながら、地道ながらに活動を進められていた。

そこには、その方々自身の原体験や、

まもりたい(又は、変えたい)と強く想うなにかがあるんだろうと、思う。

 

わたしも、高校一年時の原体験が、今のわたしを動かしている。

 

「だれかの辛い状況をみたとき、聞いたとき。涙を流さないこと。

それを変える努力をしなさい。」

高校のときの先生が言っていた。

 

今回の渡航の使命、”次くる災害では、ひとりも死者を出さないこと。”を大前提に、

任地で活動を進めたいと、改めて感じた。