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- フィリピンでの青年海外協力隊活動記録(2015-2017) -

マニラ近郊での研修

フィリピンに7月6日に到着し、

現在は隊員用のドミトリーで生活を開始。

 

本赴任までの1か月半は、

・各種オリエンテーション(安全管理や制度、公共交通機関等についての説明)

・任地でのホームスティ 4日間

・現地語の研修 20日間

・予防接種

などを実施していく。

 

健康管理については、自己管理の大切さについて説明を受けた。

安全管理も、同様である。

また、JICAの現地スタッフの方からは、

任地の方のなかに入り、積極的にコミュニケーションをとるよう

伝えられた。

 

数日前にJICAスタッフさんが、

3時間も、ボランティア受入れの意義や内容について

私の任地の方に説明(説得?)をしてくださったお話も聞いて、

たくさんの方に支えられて活動があることを改めて認識した。

 

まずは、任地の方々の生活や考えを理解するとともに、

わたしがどんな人物かを理解いただけるように、

活動をはじめたい。

 

 

マニラでの生活は、本日で4日目となった。

早速、友人がスリの被害に合うなど、

やはり治安があまり良くないフィリピン。

高層ビルが立ち並ぶかと思えば、それを背景にスラムがひろがっている。

子どもが花飾りを売る様子もあるなど、

児童労働の問題、貧困の現実が垣間見える。

 

それらの問題が、どのように生まれているのか、

その問題の程度は、年々どう変化してきているのか、

私たち日本人の日本での生活が、彼らに何をもたらしているかも含めて

考えられたらと思う。

「途上国では当たり前の風景」と思ってしまったら、おわりだ。

 

”技術者として、ありたい!”と思えば思うほど、視野が狭くなる。

色んな問題を自分なりに考えられるように、

その中で、自分が社会に還元できるものを突き詰めていけるように、

ここでの生活を、いいきっかけにしたい。

 

フィリピン入国後はじめての週末は、

この社会をもう少し知るために、まちあるきをしようっと。